今や世の中はグルメ時代。テレビ番組を見ていても、B級グルメ特集、全国各地ご当地グルメの食べ歩きなど料理に関する番組が多いですね。グルメレポーターやタレントのコメントも悦に入っているので、見ているだけで直ぐに食べたくなります。

このように飽食時代に入っている今、私たちは様々な疾病に悩まされ続けています。ストレスや睡眠不足・過労による抵抗力の衰えなど疾病に対して様々な原因が考えられますが、特に生活習慣病に関しては、『食』が大きく関連しているといえます。

第二次世界大戦前までは日本人の食事の摂り方は、米飯やイモ類など炭水化物中心でしかも塩分過多であったため、当時の疾病は「糖尿病、ガン」などは少なく、「脳溢血、脳卒中」などの血管系疾患が中心でした。しかし、戦後になって欧米の肉類中心である西洋風料理が入り食生活が大きく変化した結果、ガンや糖尿病のような生活習慣病が蔓延してきたのです。

ここで考えていただきたいのは、この項のテーマである『粗食のすすめ』です。事例を一つ挙げますと、禅寺の修業僧の食事は、御飯一膳とほとんど具の入っていない味噌汁とたくあん2切れだけのほんの簡素なものです。毎日、このような簡素な食事を年中食べ続けているのですが、それでもその修行僧の所注 肌は、ツルツルであり、元気で修行に励んでいます。昔から、一汁一菜の精進料理が、私たち日本人としての健康に一番よいのだといわれてきました。このような食習慣を私たちにすべて当てはめるのは酷かもしれませんが、考え方の一つとして食生活の一部に取り入れてもよいのではないでしょうか。

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