現在日本の疾病における死亡率第一位は、もちろんガンです。ガンは悪性の腫瘍であって、「脳卒中」「心筋梗塞」と並んで三大疾病の一つでもあります。まずはガンの正体からお話しましょう。

ガンは一種のこぶのようなもので、身体の内部にできれば「腫瘍」と呼ばれるようになります。例えば、「子宮筋腫」「脂肪腫」もいわば腫瘍の一種ですが、これらの腫瘍はある程度まで成長するとそれが止まったり、他部へ転移することがない限り命には別状危険性がなく「良性の腫瘍」ともいわれています。しかし、ガンの場合には状況が一変します。それは、正真正銘の「悪性の腫瘍」だからです。ガン腫瘍の増殖は止まることはなく、しかも若年になればなるほど増殖のスピードが速くなります。早期に発見し除去しないと身体中至るところに転移し、手の施しようがなくなり死に至らしめることになります。

ガンは人類(ホモサピエンス)が「サル」と分かれて「ヒト」として進化していく中で、自然的に発生した疾病です。私たちの身体は多細胞生物の最たるものとして約60兆個の細胞からできていますが、部位によって相違があるものの約20日から90日で寿命がきた細胞が死に、新しく生まれた細胞と入れ替わります。その工程は新しい細胞が生まれ出ずるのではなく、受精卵が細胞分裂を繰り返すのと同じように寸分たがわず細胞分裂によってコピーされるのですが、ほん稀にコピーミスが発生します。そのコピーミスとなった細胞(ガン化された細胞)が私たちの正常細胞を破壊していくのです。

ガンが発生する一番の原因は、他の疾病にも共通するように「不健康な生活習慣の繰り返し」に因るものです。予防は他項でもお話しましたが、暴飲暴食を避け適切な「食事・運動・睡眠」を心がけること、これが一番の予防策となるのです。

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